日本サッカー協会は8日、女子のパリ五輪アジア最終予選のアウェー北朝鮮戦(24日)の開催地が未確定になっていることを明らかにした。

佐々木則夫女子委員長によると、試合の運営面などの問題から、アジアサッカー連盟(AFC)が北朝鮮に中立国での開催を提案し通達したという。試合日まで約2週間と迫る中、開催地未定の異例の事態となった。ホームの第2戦は28日、東京・国立競技場で行われる。この日、同予選に臨む、なでしこジャパンのメンバー22人も発表された。

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24日の試合まで約2週間と迫る中、開催地が宙に浮く異例の事態。パリ五輪に出場できるか否かの大事な局面だが、佐々木女子委員長は「実際に(北朝鮮の)ホームゲームが一番大変、そこから逆算すれば、中立国になったら、さまざまな案件がクリアになる。全てポジティブに構えている」と動じていなかった。

日本協会がAFCの提案により、中立地開催の可能性があることを把握したのは2月上旬。代替地の選択権は北朝鮮側にあり、日本はあらゆる可能性を考慮して、準備を進めていく。池田太監督は「北朝鮮との試合が決まった段階で、選手には想定外のこともあると話している。選手のコンディション、チームでやるべきことにフォーカスしていく」と話した。

日本協会は北朝鮮の間での定期便がないこと、試合開催に向けての運営の観点からも不透明な点が多いことで、AFCに懸念を伝えていた。佐々木女子委員長は北朝鮮での試合の難しさについて「現場のグラウンド状況を我々が視察することができない。寒さもあり、人工芝で凍っていたら危険で、練習するのも逆にリスクがある。選手を守ることからすれば、あまり安全ではない状況」と話した。厳しい環境が予想される平壌ではなく、中立地での開催となれば追い風ともいえる。

男子も3月26日にW杯アジア2次予選で平壌・金日成スタジアムで北朝鮮戦が控えるが、現段階ではAFCから変更の情報は届いていないという。