Jリーグの原博実副チェアマンが10日、東京都内で取材に応じ、15日に開幕するYBCルヴァン杯で21歳以下の選手を1人以上は先発させる新ルールについて「来年は2人、というように議論してもいい。東京五輪までは増やしてもいいのではないか」と先発義務付け枠の増加を検討する意向を示した。

 新ルールは原則23歳以下で争う2020年東京五輪を見据えた若手強化策の一環。対象選手が代表活動で不在の場合や、決勝を除いて適用される。原副チェアマンは「公式戦なので試合の質がどうなるかも見なければならない」と話し、慎重に議論を進める。