浦和大槻組長が初黒星、修正点「しゃべりたくない」

<ACL:浦和1-2蔚山>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇19日◇埼玉

2大会ぶり3度目のアジア制覇を目指す浦和レッズが、蔚山(韓国)に1-2で逆転負けした。

元日本代表FW杉本健勇(26)が、C大阪から今季加入後初のACL先発出場。公式戦16試合ぶりの得点で先制もしたものの2失点でひっくり返された。

ACL初采配の大槻毅監督(46)は就任後9戦目で初黒星(5勝3分け1敗)。アウェーゴール2つを献上する逆境となり、26日に敵地で第2戦を迎える。

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浦和の大槻組長が初めて負けた。1点リードの前半42分に同点弾を浴び、後半36分に勝ち越し点を献上。オールバックに激しい手ぶりで最後の攻撃を仕掛けさせたが、今月3試合連続となる後半ロスタイムのドラマは起きず。昨年の暫定時から通算9戦目で初の敗戦を鬼の形相で受け止めた。

先制はした。FW杉本を公式戦16試合ぶりに先発起用し、同じく16試合ぶりのゴールが前半37分に生まれた。オリベイラ前監督時代に10試合連続の出番なしと苦しんだ男は、新監督の下で「ベンチに入る競争をしている時点でダメ。点を取る」と燃えていた通りの結果を出したが「勝利につながらず意味がない」。次戦へ「次は勝つ。2-0で勝てばいい」と切り替えた。

大槻監督も「点を取った形は良かったが、90分のコントロールでいうと、まだまだ」。具体的な修正点を聞かれると「もう1試合あるので、しゃべりたくない」。鋭い視線で26日の敵地での第2戦へ切り替えた。

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  • 浦和対蔚山 後半、ピッチの選手に声をかける浦和の大槻監督(右)(撮影・足立雅史)
  • 浦和対蔚山 後半、身ぶり手ぶりを交えて選手に指示を送る浦和の大槻監督(撮影・足立雅史)