浦和レッズは20日、DF槙野智章(32)がJリーグの規律委員会から処分を科されたと発表した。YBCルヴァン杯の準々決勝第2戦・鹿島アントラーズ戦(8日、カシマ)の後、試合終盤に浦和FW杉本が鹿島DFブエノにペナルティーエリアで倒された場面について、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)オン・フィールド・レビューが実施されなかったことについて意見したことが、審判員への批判と受け止められた。処分内容は以下の通り。

【処分内容】1試合の出場停止

【対象試合】天皇杯4回戦Honda FC(JFL)戦(25日、埼玉)

槙野はクラブを通じ「このたびは審判員の方をはじめ、チームやファン・サポーターのみなさんにご心配とご迷惑をおかけし、申しわけありません。親しい記者のみなさんとの間での会話という認識で、審判員の方への侮辱の意図はなく、場を和ますような形で言ったことが、結果的に記事になってしまいましたが、必要ない発言だったと反省しております。今後はこうしたことがないように気をつけていきます。 次の天皇杯には出場できませんが、チームの力になれるよう全力を尽くします」(原文まま)とコメントした。