五條(奈良)はPK戦の末、仙台育英(宮城)に敗れ初出場初勝利はならなかった。
後半5分、右CKをフリーだったFW菅田剛平(3年)が打点の高いヘディングでゴールネットに突き刺して先制に成功。だが同18分の失点で追い付かれた。その後に突入したPKでは3人連続で失敗。ピッチではイレブンが涙を浮かべた。
あと1歩及ばなかった。就任20年目で悲願の初出場を果たした吉岡一也監督(64)は「押されるのはわかっていましたが…。走力をつけてきたが前半に飛ばしたので後半のスタミナが問題だった」と悔しそうに振り返った。だが34回出場を誇る強豪を相手に、粘り強い守備を見せて堂々と渡り合った。「選手には勝負としては決して負けていなかったと伝えたい」とイレブンをたたえた。
今回は下級生6人がベンチ入り。再び全国を目指す戦いが始まる。「新チームはより高く意識を持って練習に臨める。この悔しさを晴らしたいですね」とリベンジを誓った。



