全日本高校女子サッカー選手権で2大会ぶり4度目の優勝を果たした藤枝順心が18日、藤枝市内で優勝報告会を行った。

北村正平市長(73)ら関係者から花束を受け取ると、最後は市民約300人も含めた全員で万歳三唱。DF長江伊吹主将(3年)は「応援が力になりました。男子では静岡学園も優勝し、県全体が盛り上がったと思います」と満面の笑みを見せた。

この日は同校OGの北原佳奈(仙台レディース、31)と杉田妃和(ひな、INAC神戸、22)も駆けつけた。後輩たちの快挙をたたえた2人は、藤枝市主催のイベントにも参加。地元の子どもたち約60人を対象にサッカー教室を行い、サイン入りユニホームなどをプレゼントした。杉田は「またみなさんにお祝いしてもらえるように、サッカーを楽しみながら頑張ってほしい。私も頑張ります」と決意を新たにした。【神谷亮磨】