女子サッカーチャレンジリーグの静岡SSUアスレジーナは26日、川崎フロンターレなどで監督を務めた風間八宏氏(58)がテクニカルアドバイザーに就任すると発表した。元日本代表の風間氏は現役時代にドイツでもプレー。指導者歴が長く、現在はサッカースクールや指導者講習を積極的に行っている。

なでしこ2部リーグ復帰を目指すクラブは今季、女子元日本代表で静岡県清水出身の本田美登里氏(55)を監督に招聘(しょうへい)。攻撃的なスタイルの構築を目指す中で、同じ清水出身の風間氏にアドバイザーを依頼。さらなるクラブの発展に向けたサポートを期待している。

風間氏はクラブを通じて「地元静岡でともにサッカーに励んできた旧友の三浦哲治代表の強い熱意に押され、同じく旧知の仲である本田美登里監督と選手たちの新たな挑戦を、少しでもサポートできればと思いました。少年・少女からプロ選手、指導者まで多くの方々とつながっていく中であらためて感じてきたサッカーの楽しさ、面白さ、可能性を、みなさんと共有していけたらと思います」とコメントした。