センターバック2人が負傷交代するアクシデントの中、山梨学院(山梨)は途中出場のDF加藤豪太(3年)の得点で米子北(鳥取)に競り勝った。
思わぬ形で出番が回ってきた。0-0の後半途中にセンターバックのDF板倉健太(3年)が頭を負傷。もう1人のセンターバック、DF一瀬大寿(3年)も直前に負傷交代しており、アップしていた加藤に声がかかった。
後半27分に出場すると、2分後にMF新井爽太(3年)の左からのロングスローをヘディングで押し込んだ。「ファーストタッチで決めたのは初めて」と照れ笑いし、「ずっと見てきた選手権。ピッチに立って得点するとは思っておらず、頭がまっ白になった」と歓喜の瞬間を振り返った。
高校入学時の身長は170センチ弱。3年間で10センチ以上身長が伸びて、山梨学院でヘディングという武器を身につけた。
長谷川大監督は「一瀬の負傷は想定外。板倉の負傷は想定外の想定外。加藤は一生懸命努力していたので、努力の証として表れたのはうれしいこと」と話した。
この勝利で米子北(鳥取)を下した山梨学院は、1月2日の2回戦で、鹿島学園(茨城)対海星(三重)の勝者と対戦する。



