コンサドーレ札幌は広島に1-2で敗れ、2連敗を喫した。開幕から2戦連続で先発出場のFW小柏、MF駒井がベンチ外、さらに先発予定だったMFチャナティップが練習中のアクシデントで欠場するなど故障者が相次ぐ中、開始8分で2失点。反撃はPKの1点のみで、敵地での対広島戦は公式戦12戦未勝利となった。11日からは札幌・宮の沢での練習を開始し、17日浦和戦に向け立て直しを図る。

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敗戦の中、新加入の2人がJ1デビューした。高卒新人FW中島大嘉は後半22分に途中出場し、1トップの位置でプレー。188センチの長身を生かして何度も相手と競り合ったが、公式戦初出場初得点の3日ルヴァン杯福岡戦の再現はならなかった。今季加入のDF岡村も後半40分からJ1初ピッチに立つと、ロスタイムにヘディングシュート2本を放った。枠は捉えられなかったが、少ない時間でも積極プレーを見せた。