花巻東が挑んだ新人戦は、創部初の4強入りで幕を閉じた。清水康也監督(39)は「とても貴重な時間でした」と振り返った。

東北学院との準決勝は0-0の延長後半6分に失点。シュート数はわずか1本に終わった。指揮官は「もうちょっとやってほしかったが、この経験を今後につなげていかないといけない」とさらなる成長に期待した。昨年度の全国選手権出場校の専大北上、県勢最多出場の遠野、全国で優勝経験のある盛岡商など、強豪ひしめく激戦岩手で勝ち残り、全国高校総体と同選手権のダブル初出場を目指す。