コンサドーレ札幌は10日、ルヴァン杯プレーオフ第2戦アウェー広島戦(Eスタ)に向けて札幌市内で前日練習に臨んだ。4日ホームでの第1戦は0-3で完封負け。4年連続のベスト8進出には、敵地で3点差以上の勝利が条件だ。ペトロビッチ監督(64)は「我々サッカーというスポーツを戦う人間として、試合前から諦めるということはまずない」と、逆転劇を演出するつもりだ。

チームに疲労は残る。8日の天皇杯2回戦桐蔭横浜大戦は延長戦の末、4-3で逆転勝利。だが、広島戦先発が見込まれる4選手が途中投入され、75分プレーしている。2得点で立役者となったMF金子拓郎(24)もその1人。それでも期待を背負う背番号9は自らを奮い立たせる。「中2日で厳しい日程ではあるけど、僕たちは点を取りにいくしかない。誰も諦めていない。しっかり自分が結果を残さないといけない」と“連発”を狙う。