セレッソ大阪のDF登里享平(33)が8日、現在3位につけて優勝争いするリーグ戦について「優勝まで特急でいきたい」と、堂々のV宣言をした。
大阪・なんば駅と関西空港を結ぶ、南海電鉄「特急ラピート」が運行開始30周年を迎え、同じくクラブ設立30周年のC大阪とのコラボ企画が実現。車両にC大阪のエンブレム、登里ら選手の写真がラッピングされたラピートの1番列車出発式のイベントに参加した。
なんば駅のホームで、特別車両のテープカットや出発合図を行った登里は「この電車が走ることで、クラブや選手が認知され、盛り上がると思う。最終的に優勝したい。世界にC大阪の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。
ラピートの5号車には、登里の写真が大きくラッピングされており、自身の3人の子どもたちに「これは目立ちますね。早く子どもに、どや顔で見せたい」とご機嫌の様子。
川崎フロンターレではJ1で4度の優勝経験を誇る大ベテランが今季、C大阪へ完全移籍で加入。開幕から全7試合に先発中で、うち5試合がフル出場。4勝3分けの無敗で、優勝争いを演じるチームで立役者の1人になっている。
フル出場した前日7日の新潟戦では、時速25キロ以上のスプリント回数でチーム最多の19回を記録。走行距離も10キロ近くマークするなど左サイドバックながら、攻守の心臓部分を担う。
報道陣から電車とサッカーに引っかけた質問を受けると、「電車よりも長く速く走りたい。もっと速さを追求してやっていければ。優勝まで特急でいきたい。僕も優勝まで最速最短で…めっちゃ、言わせますね」と大笑いしながら「とにかく優勝したいですね」と、悲願のリーグ制覇に思いを寄せた。
13日には、古巣川崎Fとの初対決が本拠地ヨドコウで待つ。「優勝するためには勝たないといけない。力のあるクラブなので勝つことだけを考えて、しっかり勝つための準備ができるように、毎日、丁寧に、過ごしていきたい」。
東大阪市生まれの登里は小、中学生時代は地元C大阪の熱烈なサポーターだった。今回、15年間一筋だった川崎Fを退団したのも、オファーをくれたC大阪を優勝させるためだった。【横田和幸】



