水戸ホーリーホックのFW渡辺新太が、ホームの鹿島アントラーズ戦で4ゴールを決めて、チームを4-2の勝利に導いた。J1で1試合4ゴール以上は24年3月1日の川崎F戦での磐田FWジャーメイン良以来、史上22度目。J1昇格初年度の水戸では初めてとなった。

31歳の主将がJ1初の茨城ダービーで強烈なインパクトを残した。開幕4連勝中だった25年のJ1王者から4得点。前半8分に自ら獲得したPKを「どこに蹴ろうか迷ったけど、思い切って真ん中に蹴った」と右足で先制すると、同21分には右からのクロスを右足ダイレクトで蹴り込んだ。

勢いは止まらず、後半3分に味方の縦パスに反応し、右足アウトサイドで押し込んで自身J1初のハットトリックを達成した。同10分には速攻で自ら持ち上がり、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜いてゴール左隅へ流し込んだ。

「パスの選択肢もあったけど、3点を取っていたこともあってか、気持ち的にゴールが見えたので思い切って打った」と1試合4ゴールの固め打ち。J1初の茨城ダービーを制し「僕らが勝たないと、このダービーは盛り上がらないと思った」と喜びをかみしめた。