FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグ第3戦が行われ、B組で勝ち点4の首位イングランドは同1のウェールズ、同3のイランは同2の米国と対戦する。
▽B組
1位イングランド 1勝1分 勝ち点4(得失差+4)
2位イラン 1勝1敗 勝ち点3(得失差-2)
3位アメリカ 2分 勝ち点2(得失差0)
4位ウェールズ 1分1敗 勝ち点1(得失差-2)
▼ウェールズ-イングランド
W杯史上初となる「英国ダービー」。国際Aマッチ通算の対戦成績は103試合でイングランドが68勝、ウェールズが14勝となっている。
引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるイングランドは、イランとの初戦で6得点を奪っており、負けたとしても得失点差で突破が決まる可能性がある。この先を見据えてメンバーを入れ替えることも予想されるが、あと3ゴールでW杯史上7チーム目の通算100得点に到達する。
一方のウェールズは勝たないと突破の可能性がなく、大黒柱のFWベールの奮起が期待される。
▼イラン-アメリカ
イランは勝てば初の決勝トーナメント進出が決まり、負けると敗退となる。守備が修正されつつあり、持ち味の堅守速攻がはまれば勝機はある。FWアズムンらの突破力を生かして素早くゴールに迫りたい。
アメリカは勝利が絶対条件。イランは引き分けでもイングランド-ウェールズ戦の結果次第で突破の可能性はあるが、アメリカは引き分け以下でそのまま敗退。手堅く自陣ゴール前を固めるイランの守備網を、FWプリシッチ、ウェアらがドリブルで突破を狙う。