日本(FIFAランキング24位)はスペイン(同7位)を2-1で破り、決勝トーナメント進出を決めた。
MF堂安律(24=フライブルク)は後半開始から途中出場すると、同3分、左足で流れを変える同点ゴール。ドイツ戦に続く2点目を挙げた。
試合後のミックスゾーンでの堂安のコメントは以下の通り。
-シュートの感触は
そうですね。かなり。逆になんであんなフリーになったのか分からないぐらいフリーだった。あそこでフリーにさせると堂安律は危ないんで。決めました。
-トラップも良かった
相手がちょっと後半ふわっと入った雰囲気があったので、そこはチャンスだと思っていた。そこは狙い通りでした。
-前田がプレスをかけてキーパーも追い込まれていたと思うが、どんなことを考えていたか。
後半はぼくと大地くん(鎌田)とかも含めて、前から行こうと決めていた。多少離されても戻れば問題ないというのはハーフタイムに話し合いましたし、まさにそのとおりで結構前からアグレッシブに行って、最初の20分は完璧にゲームを巻き返したと思う。
-チームを引っ張ったという感じがするが
今日だけじゃなく常に引っ張る気でいますし、それがたまたま点取ったというだけ。変えていない。
-前半の流れを修正するイメージは
タケ(久保)が低くて、サイドバックに引きすぎてセンターバックに持たれるシーンが多かった。多少センターバックにかけようという話はしていた。
-順位表がビジョンに写ったがどんなことを考えていたか
同点じゃダメだと思っていた。そのメンタルでいましたし、1点とったときも喜びましたけど、ドイツ戦の時みたいな雰囲気はなかった。それは自分の中で(チームに)示したつもりです。
-ドイツに勝ってコスタリカに負けての、この試合
コスタリカ戦、あまり表情には出さなかったですけど、本当にふがいないもので、かなりへこんでいた。どうにかしてチームを助けたいという気持ちでピッチに入った。
-自身のメンタリティーがこの大会出ているように見える
初めてのW杯ですし、経験からこのメンタルを作っているわけじゃない。ただ、間違いなく言えるのは、大会にかける思いは人一倍あった。
-ドイツとスペインに1点ずつ取ったことは
ドイツ戦で得点しましたけど、ただの偶然だろと言う人もいましたし、うるせえなと思っていたんですけど、それでこの試合でこうして結果を出せて良かった。
-スペインに勝ったことで日本の実力を示せた
奇跡じゃないということを示さなければいけなかった。