日本はスイスに0-2で敗れ、西野監督体制初勝利はまたもお預けとなった。前半42分にDFロドリゲスに先制のPKを決められると、後半37分にもカウンターからFWセフェロビッチに追加点を許した。

 西野朗監督は試合後、「やっぱり得点がとれなかったので。形は作れていますけど、やはり最後の迫力というか、形はできていると思います」と振り返った。攻守の切り替えについては一定の評価も口にし「非常に良かったと思います。少しハイプレスをかけながらボールを奪うという意味では、守備は良かったと思う。ビルドカップもよかった。最後はガーナ戦と同じく決定力」と話した。

 W杯前、最後の親善試合となる12日のパラグアイ戦ではスイス戦で起用しなかったメンバーの出場を示唆し「バックアップの選手の充実も大事なので。パラグアイ戦は今日のバックアップの選手も起用すると思う」と話した。