【インスブルック(オーストリア)11日】日本代表MF香川真司(29=ドルトムント)が、先発奪回のラストチャンスをつかむ。ワールドカップ(W杯)ロシア大会(14日開幕)前、最後の国際親善試合パラグアイ戦に向けて会場のチボリ・シュタディオンで非公開調整。約8カ月ぶりの代表スタメン濃厚な一戦へ「もう(批判も)言われ切った」と吹っ切れ、本田との定位置争いにも勝利にも、どん底から浮上する。

<香川真司と一問一答>

 -パラグアイ戦は先発の可能性がある

 香川 誰もがスタメンを狙って当たり前。W杯前、最後の試合なので、特に攻撃において手応えを感じたい。

 -西野監督が8日スイス戦からの大幅メンバー入れ替えを示唆していた

 香川 メンバーが代われば当然うまくいかないことも出てくる。スイス戦で攻撃の改善点が多く見つかった中で、どれだけリスクを背負えるか。自分にかかっているし、崩す形にトライしたい。

 -長友選手が金髪に

 香川 僕は、そういうタイプじゃないんでね(笑い)。でも(長友)佑都らしくて、いいんじゃないですか。プレッシャーも、いい意味でかかると思います。