コロンビアにとっては想定外、予定外の展開だったろう。練習で左ふくらはぎを痛めた司令塔ロドリゲスを先発から外さざるを得なかった。さらに開始早々にC・サンチェスが香川のシュートを右手で止めてしまい、PK献上の上に一発退場。「1人少ない状態でほぼ1試合を戦うことはとても難しい。ボールを支配することがより困難だった」。ペケルマン監督は力なく振り返った。
前半39分にはファルカオが倒されて得たFKを、キンテロが壁の下を通すキックで決め、いったんは同点に追いついた。後半14分にはロドリゲスを投入。しかし、チーム全体が疲弊しており、同28分には日本に勝ち越しを許した。5分後にロドリゲスがペナルティーエリア内で打ったシュートも阻まれた。
ボール保持率42%、ファルカオはシュート2本、ロドリゲスは1本だけ。スペイン紙マルカは「コロンビアの腹切り」の見出しで、自滅だったことを伝えた。「自分たちはミスを犯してしまった。でも、まだ2試合残っている。ポーランド戦にすべてをかけて戦わないといけない」とファルカオは必死に気持ちを切り替えようとしていた。
▼ワールドカップの最速退場記録 コロンビアMF、C・サンチェスが日本戦で開始3分に退場。W杯の最速退場は1分で、ウルグアイのバチスタが86年メキシコ大会スコットランド戦で記録。今回の開始3分はそれに次ぐ2番目の早さ。



