日本代表FW大迫勇也(28=ブレーメン)は、コロンビア戦に続く連続ゴールこそならなかったが、前線で体を張って日本の攻撃を引っ張った。

 後半4分、ゴール前の浮き球パスを頭で合わせてシュートを放った。15分には、右サイドからのMF柴崎岳(26=ヘタフェ)のパスに決定的なタイミングで飛び込み、右足でシュートにいったものの、空振りしてゴールはならなかった。

 大迫は「僕が戦うことでチームが生きる。だから、やり続けた。点を取るチャンス2本は、しっかり決めないと」と淡々と試合を振り返りつつ、反省した。その上で「この後、ポーランドとコロンビアが試合をして、はっきりする。考えてやりたい」と、28日のポーランドとの1次リーグ最終戦に視線を移した。

 日本では「大迫、半端ないって!」が、流行語大賞に選ばれるのではないか? と目されるほどのブームになっている。日本のファンにメッセージを求められると「すごくサポーターの声援は力になっています。最終戦、全力を尽くして突破するよう応援して下さい」」と呼び掛けた。