史上初のベスト8入りを目指す日本は、FIFAランク3位の強豪ベルギーと大一番を迎える。

 過去の対戦成績は2勝2分け1敗と勝ち越している。13年11月の親善試合では3-2で勝利。W杯メンバーは途中出場を含めて日本とベルギーがともに10人出場している。FWアザールやFWルカク、MFデブルイネもピッチに立っていた。日本にとって良いデータがそろっているが、あれから5年が経過。ベルギーの選手はビッグクラブで確固たる地位を築いている。苦戦するのは間違いないだろう。

 ベルギーは、第2戦チュニジア戦で足首を痛めて負傷交代したエースFWルカクが練習に復帰。マルティネス監督は「ほぼ万全」と日本戦への出場を示唆した。決勝トーナメント出場を決めていた第3戦イングランド戦ではメンバーを大幅に変更。本来のレギュラー陣には休養となり、万全の状態で日本戦に挑める。ベルギーにとってはブラジルと当たる可能性が高い準々決勝を見据えて、格下相手の日本戦はなるべく早い段階で試合を決めたいところだろう。

 ◆放送 NHK総合 3日午前2時45分