国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイスのチューリヒで開いた総会で会長選挙を実施し、現職のゼップ・ブラッター会長(79=スイス)が5選を果たした。
元ポルトガル代表フィーゴ氏のコメント。
「チューリヒはまた、暗黒の1日を迎えた。FIFAの敗北であり、何よりサッカーのことを本当に気に掛けている人々が敗北した。サッカーではなく、清廉性を欠き、不誠実な組織のリーダーに罪がある」。
ダイク・イングランド協会会長のコメント。
「これが終わりではない。ブラッター会長がFIFAを改革できるかは疑問だ。彼の続投に非常に驚いている」。
デラニー・アイルランド・サッカー協会会長のコメント。
「これはブラッターの終わりの始まりだ。4年の任期を全うするとは思わない。すごい勢いがあった。アジアやアフリカも引き込まなければいけない」。
グラティ・米国サッカー協会会長のコメント。
「選挙の結果には失望したが、意義ある改革を推し進めていくだろう。われわれの目的は透明性と説明責任のある統治で、ゲームの最善の利益が焦点だ」。