クラブW杯を制して世界一に立ったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28)が21日朝、日本を離れる成田空港内で、決勝で対戦したリバープレート(アルゼンチン)のサポーターからつばをかけられた。スペインのメディアが一斉に報じた。

 バルセロナの選手が大勢のサポーターに見送られた後、出国審査を過ぎる際に、過激的で知られるリバープレートのサポーターに遭遇した。暴言をはかれるなどした後に、サポーターの1人がメッシにつばを吐きかけた。怒ったメッシは、殴りかかろうとして、ルイス・エンリケ監督や他の選手が仲裁に入ったという。

 前日20日の決勝戦ではメッシのゴールなどで、バルセロナがリバープレートに3-0の快勝。喜びに浸るどころか、不快な思いで日本を離れることになってしまった。