日本代表FW本田圭佑(29=ACミラン)が実質的オーナーのオーストリア3部SVホルンが、ザンクトポールテンに5-1で大勝し、リーグ優勝を決めた。

 すでに2位ファースト・ヴィエナが昇格に必要なライセンス取得に失敗し、ホルンの昇格は確定していたが、順位でも昇格条件を満たした。

 本田は所属事務所の「HONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)株式会社」を通じ次のように語った。

 優勝できたことに「ありがとうございます。いくつか重要な要因はありますが、初年度ということもあったので、まずは組織作りにこだわりました。日本から優秀な人材を複数派遣し、現地のオーストリア人が今までやってきたことに加えて我々の色を足していった。1年かけて戦える組織をつくろうと決めていました。予算もなく小さいクラブなりに哲学を大事にすれば勝てるというのを学べた大きな1年でした」とした。

 その上で、所属のイタリアの名門のオーナー、経営陣から参考をしていることを「ミランからは反面教師として参考にさせてもらってます(笑い)」とした。