地元米国がエクアドルに2-1で競り勝ち、4強進出を決めた。

 米国は前半20分、縦パスを受けたFWウッド(ウニオン)がドリブルでペナルティーエリア内まで持ち込んだ後に後方へ戻し、走り込んだMFジョーンズ(コロラド)がダイレクトで浮き球をゴール前へ上げると、中央でFWデンプシー(シアトル)が頭を振り抜き3試合連続のゴールを決めて先制。ともに退場者を出し、10人対10人となった後半20分には、左サイドからのDFブルックス(ヘルタ)のクロスを中央でMFザーデス(LAギャラクシー)が頭で落とし、ペナルティーエリア左でデンプシーが絶妙のトラップ。相手DFを背負ったまま左足で折り返し、ファーに走り込んだザーデスが右足で押し込んで2点目を奪った。同29分に失点し、終盤はエクアドルの猛攻を受けたがしのぎきった。

 準決勝ではアルゼンチンとベネズエラの勝者と対戦するが、この試合で一発退場となったジョーンズ、イエローカードが累積2枚となったMFベドヤ(ナント)、ウッドが出場停止となる。