クラブW杯に出場する欧州王者のレアル・マドリードが12日に来日し、午後5時過ぎから横浜市内で来日後の初練習を行った。冒頭約15分が公開された。

 練習開始前に取材に応じたジダン監督は、約3週間で9試合をこなしての長距離移動に「個人的にはすごく疲れている」と笑顔でジョークを飛ばした。2年ぶりの出場となる同大会を前に「(クラブW杯は)いま目の前にある最も大切な大会。全力で勝ちにいく」と必勝を誓った。またDFマルセロは「日本は小さい頃から知っていた国だし、来られてうれしく思う」とリラックスした表情で話した。

 選手、スタッフは午後4時半ごろに2台のバスで練習場に到着。5時前にピッチに出ると、センターサークル付近で軽い談笑をしてからランニングなどでゆっくり体を動かした。FWクリスティアノ・ロナルドは黒いネックウォーマーと手袋を身につけ、先頭に立ってランニングした。公開された間には、DFセルヒオラモスはピッチに姿を見せなかった。

 チームは15日の準決勝(日産ス)から登場、北中米カリブ海代表のクラブ・アメリカと対戦する。