マンチェスターCのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(28)は、今季終了とともにクラブを退団する可能性があることをほのめかした。5日付のインディペンデント電子版が報じた。

 冬の移籍で新規加入したブラジル代表FWガブリエルジェズス(19)が、5日のスウォンジー戦で先発し、チーム全得点となる2得点を決めるなど好調。この試合でアグエロはベンチスタートで途中出場した。

 ベンチを温める機会が増えた同選手だが、クラブにとどまりたいことを主張も、去就は同選手ではなく、クラブが決めることだと話した。「来季もとどまりたいが、クラブがどうしたいのか見極めていく。僕は問題ないよ。こういうことは、時々起こり得ることだ」と、厳しい現状を冷静に見極めた。

 2試合連続でベンチスタートが続いているが「ベンチにいる時は、チャンスを待つしかないね。まだ3カ月残っているし、チームメートを助けられるように努力する」と腐らずにプレーすることを強調した。今後については「僕の未来に何が起こるか見てみようじゃないか。クラブを去ることは考えていないが、3カ月で僕に何ができるかだ。その後、クラブが僕を残したいかどうかだ」と自身の去就をクラブにゆだねることを明かした。