アルゼンチン代表のマンチェスター・シティーFWセルヒオ・アグエロ(29)が交通事故に巻きこまれ、肋骨を骨折した。10月1日のチェルシーとのアウェーでの大一番は欠場。最大で1カ月の離脱となるもようだ。

 AP通信やアグエロのツイッターなどによると、アグエロは28日の休日にオランダでコロンビア人歌手マルマのコンサートを楽しんだ後、29日午前11時からの練習に参加するため、現地時間の午後11時に空港にタクシーで向かった。しかしそのタクシーが間違った方向に曲がり柱に衝突したという。アグエロはツイッターで「激しくどすんとぶつかったが、シートベルトをしていてひどいケガにはならなかった」「負傷したが、自分は元気だ。全力でリカバリーを目指す」とつづり、一刻も早い復帰を誓った。

 アグエロは今季公式戦8試合で7ゴールと好調。マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点で並び、得失点差で首位に立つチームにとっては、右膝の前十字靱帯を断裂し長期離脱となったDFメンディとともに、攻守の要を欠くことになった。

 またW杯南米予選のペルー戦(10月5日)、エクアドル戦(同10日)の代表にも選出されており、自動的に出場権が得られる4位以内に入れず、前節まで5位と低迷するアルゼンチンにとっても大きな痛手となった。