D組のセルビアは後半29分にようやく均衡を破り、その1点を守りきる辛勝。ロイター通信によると、ムスリン監督は「最後が苦しい試合になることは覚悟していた」と語り、胸をなで下ろした。

 旧ユーゴスラビア時代やセルビア・モンテネグロとしての出場を含めW杯は12度目となるが、近年は大舞台から遠ざかっていた。監督は「W杯に出られると思っていたサポーターはほとんどいなかったと思う。どの試合でも全力を尽くした選手をたたえたい」と感慨に浸った。