ザルツブルクの南野拓実は5日、アウェーのザンクトペルテン戦に先発して後半36分までプレーし、2得点して3-1の勝利に大きく貢献した。

 南野は今季リーグ戦で通算3得点とした。

 南野が2ゴールを奪い、開幕戦以来の得点をマークした。前半35分に味方のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球にしっかり詰めて同点とし、2-1の後半35分には右クロスを豪快に頭で決めた。

 右膝靱帯(じんたい)の負傷で戦列を離れた時期もあったが、完全復活を告げる大暴れ。得点以外の場面でもゴール前で存在感は抜群だった。「難しい試合だったが、選手のプレーには満足している」と語ったローゼ監督の目にも南野の活躍は頼もしく映ったはずだ。