日本代表FW原口元気(26=ヘルタ)が1日、W杯ロシア大会イヤーとなる18年の抱負を語った。ブンデスリーガの冬季休暇を終えて千葉・成田空港から出国する前、報道陣の取材に対応。「年を越して、ロシアW杯の年になったんだと感じるものがあった。より大事な1年。まだメンバーに選ばれたわけじゃないですけど、W杯で結果を出すためにできることをしたい」と意気込んだ。

 ヘルタでは昨年10月から8試合連続でベンチ外の不遇を味わうなど、難しい日々を送る。今冬の移籍市場(1月31日まで)で新天地を選ぶ可能性について「まずはヘルタに戻ります」とした上で「契約延長して残るのか、ほかのクラブを考えるのか1月いっぱいかけて決めたい」と胸中を明かした。まずは出場機会の確保を考えており「試合に出ることが一番。W杯に向けて一番いい準備ができるような決断をしたい」と移籍も辞さない構えを見せた。