元イタリア代表ロベルト・バッジョは狩猟が趣味だが、数カ月前に動物愛護団体の元ディスクジョッキー、パオロ・モンカベーロにSNSで「仏教徒であると言いながら、動物を殺しに行く」と批判された。そこでバッジョはこの初老の人物を訴えることにした。21日の伊紙レプッブリカが「バッジョの最後の試合」との見出しで伝えた。

 6月18日にパドバで裁判が行われる。モンカベーロは「バッジョは悪名高き狩猟のためによく外国に旅行するくせに、自身を仏教徒と恥ずかしげもなく言っている。おそらく低い教育レベルのためにその言葉の本来の意味を知らないのだろう」「それに彼はW杯で我々を負けさせた」とも書いている。バッジョは自身の伝記本の中で、彼が5歳のとき父親フロリンドに狩りに連れて行ってもらってから狩り好きになったと明かしている。