6日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦で、パリ・サンジェルマンはレアル・マドリードに1-2と敗れ、2戦合計2-5で敗退。ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーがエメリ監督の起用法に苦言を呈したと、7日の独紙ビルトが報じた。

 ドラクスラーは後半31分まで戦況を見つめることしかできなかった。ドイツ代表のレーウ監督が視察に訪れた中、試合の流れを変えるプレーはできなかった。本来はもっと早く交代するべく準備していたが、後半26分に同点ゴールが生まれると、エメリ監督は交代を取りやめた。

 ドラクスラーはテレビインタビューに対して「あれは繊細さに欠けていたし、僕も完全に理解できたわけではない。1-1のスコアは何ももたらさない。何があったのかわからない。驚いたし、怒ってもいた」と振り返った。

 チームのプレーぶりに対しては「とても残念だった。全体的に足らな過ぎた。こんな感じで負けてしまうなんて、受け入れるのが難しい。もっとプレッシャーをかけて相手を追い込んでいくつもりだったけど、それをせずに負けるべくして負けてしまった。考えなければならない」と話していた。