イングランド代表がW杯ロシア大会をボイコットした場合、次のW杯予選から排除される可能性があると、17日にスカイスポーツ電子版が報じた。

 英南部で元ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件により、英国とロシアの関係は緊迫した状態。複数の議員らは大会をボイコットするように呼びかけている。しかし、大会間近で出場を取りやめることにより、サッカー協会(FA)はFIFAから厳しい処分を下される可能性が高い。FIFAの規則によると、同連盟はいかなるチームをも将来の大会から排除することができ、イングランド代表は22年カタール大会の予選から排除される可能性もある。また大会が始まる30日以内に出場を回避した場合は37万7000ポンドの罰金の支払いを命じられるほか、1カ月以上前の通達でも半額の罰金が言い渡されるという。