ブラジルは前半、ワントップで先発したFWガブリエルジェズス(マンチェスター・シティー)がドイツDF陣の隙をうまくつき、MFビリアン(チェルシー)からの右クロスを頭で合わせて先制。後半はギアを上げたドイツの攻めに、ベテランを軸にした安定感のある守備で対処した。

 地元開催だった前回ワールドカップ(W杯)の準決勝でドイツに1-7と大敗した。チチ監督は「この試合を感情的に捉えないでほしい」と話したが、留飲が下がる勝利。「分析がうまくいった。非常に重要な勝利。誇りに思っていい」と上機嫌だった。