日本代表DF長友佑都(33)の所属するトルコ1部リーグ所属のガラタサライは、22日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグA組第3節でレアル・マドリード(スペイン)をホームに迎える。Rマドリードが欧州CLで6年ぶりにイスタンブールにやってくることで、チケットは販売からすぐに完売したと20日付の地元紙ヒュリエット電子版が報じている。

当日開催が予定されるガラタサライのホームスタジアム、トゥルクテレコムアレナでは大々的な応援パフォーマンスショーが準備されているという。18日に行われたトルコ1部リーグのシワススポルとの対戦で勝利を得たことにより、さらにモチベーションを高めており、欧州CLに向けての集中的な練習が行われているとしている。

中でもRマドリードの主力選手たちが負傷などで出場不可能となっている事態について、ガラタサライのサポーターたちの関心が高まっているようだ。この記念すべきビッグマッチのチケットも発売と同時に既に完売しており、当日のスタジアムでどのようなパフォーマンスが繰り広げられるか注目される。

その日スタジアム入りする5万人を超えるガラタサライのサポーターたちは、世界有数の強豪Rマドリードに対し、過去にない熱狂的な応援パフォーマンスを披露し、選手たちのモチベーションを最高潮に盛り上げるであろう。

一方Rマドリードの方も、26日に行われる予定であったバルセロナ戦が、カタルーニャ自治州で独立派の抗議デモが激化していることを受け、警備上の問題から延期になっている。それゆえ、ガラタサライ戦をこれまでになく重要視している。

現在ガラタサライはA組最下位という現状で、過去にない崖っぷちの状況であり、この試合でなんとちても勝利したいところだ。(オルムシュ由香通信員)