元韓国代表MFキ・ソンヨンが入団したことにより、マジョルカがスペイン1部リーグでアトレチコ・マドリードに次ぎ、国際色豊かなクラブになっていると、マジョルカの地元紙ウルティマ・オラ電子版が26日に伝えている。

マジョルカでは現在、基本的にトップチームに27選手が参加しているが、その中に13カ国の選手が所属している。これは15カ国のAマドリードに次ぎ、プリメーラ(1部)で2番目に多い数字である。

マノーロ・レイナ、ファブリシオ、パレーラ、サストレ、シスコ・カンポス、フラン・ガメス、ライージョ、セニェ、ペドラサ、ポソ、サルバ・セビージャ、ダニ・ロドリゲス、フェバス、アブドンの14選手がスペイン国籍。続いてアグベニェヌ、イドリス・ババのガーナ国籍の2選手が続いている。

そのほか、ヴァリエント(スロバキア)、ブディミール(クロアチア)、トライコフスキ(北マケドニア)、セドラール(セルビア)、クトリス(ギリシャ)、サリビュール(フランス)、チャバリーア(アルゼンチン)、クチョ・エルナンデス(コロンビア)、ラゴ・ジュニオル(コートジボワール)、久保建英(日本)、キ・ソンヨン(韓国)の11選手がそれぞれ別々の国籍となっている。

久保は大久保嘉人(現東京ヴェルディ)、家長昭博(現川崎フロンターレ)に続き、マジョルカで3番目の日本人選手。一方、キ・ソンヨンは韓国人として初めてマジョルカに所属している。(高橋智行通信員)