イングランド・プレミアリーグ、マンチェスターCのグアルディオラ監督(49)が、新型コロナウイルスの影響で都市封鎖されている中、減給を受け入れると6日付英紙タイムズ電子版が報じた。

推定年俸は約2000万ポンド(約27億4000万円)。世界の監督で最も高額とされている。

6日に新型コロナウイルスの影響で母親のドロルス・サラ・カリオさんを亡くし、現在は故郷のバルセロナに滞在中。給与減については母が死去する前に話し合われていたという。

減給額は明らかにされていないが、同監督は既にスペインの財団に約100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付している。

クラブ幹部も減給を受け入れることになり、世界中に存在するシティ・フットボールグループの上層部にも影響が及ぶ予定で、試合や練習がない選手たちにきちんと報酬を支払うための措置だという。選手たちも減給を受け入れる準備があるとし、普段は本拠地のエティハド・スタジアムで働くスタッフや国民保険サービス(NHS)へのサポートも考えている。(A・アウグスティニャク通信員)