ドイツ1、2部入れ替え戦で6日、日本代表FW大迫勇也(30)が所属するブレーメン(1部16位)は、敵地でハイデンハイム(2部3位)との第2戦に臨んだ。2-2と引き分けたが、ホームでの第1戦をスコアレスドローで終えていたため、アウェーゴールの差で1部残留を決めた。

前半3分にオウンゴールで先制。後半40分に同点弾を許したがロスタイムに再び突き放し、そのまま終了かと思われたがラストワンプレーでPKを決められた。大迫はトップ下で先発出場したが好機をものにできず、後半23分に退いた。この日ゴールはなかったが、残留争い佳境の終盤4試合で4ゴールと得点を量産。ドイツでの自己最多となる8得点を記録するなど、監督の信頼も厚く、主力としてチームを支えた。

ブレーメンは序盤から低迷し、終盤には自力残留の可能性が消滅するなど、苦しいシーズンとなった。コーフェルト監督は「残留できてただただ幸せ。何度も『もうダメだ』と言われてきたが、そのたびに立ち上がってきた」。現地の報道によると、ブレーメンのフロントはコーフェルト監督続投の意向を示しており、本人もそれを望んでいるという。

◆日本代表・森保一監督 けががあったり難しいシーズンだったと思うが残留に向けての戦いの中で大きな役割を担ってた。ゴールという結果も出しているし攻守に貢献しながら存在感をチーム内外に示してくれた。残留争いはメンタル的にもきつい中、素晴らしい活躍をしたと思ってる。