エイバルは11月30日、スペインリーグ第11節でベティスとアウェーで対戦し、2-0で勝利した。この一戦にそろって先発出場し、目立つ活躍を見せた乾貴士(32)と武藤嘉紀(28)についてスペイン紙は高評価をつけた。

エイバルはベティス相手に4-2-3-1で戦った。左サイドハーフでフル出場した乾は前半34分、ブライアン・ヒルのヘディングシュートが防がれたボールをゴールに押し込むも、オフサイドで取り消しになった他、後半42分にセルジ・エンリクが失敗したPKを誘発した。一方、ワントップを務め78分間プレーした武藤は後半4分にエイバルでの初得点を記録した。

スペイン紙マルカは乾と武藤に2点(最高3点)をつけた。チームトップ評価はブルゴスとブライアン・ヒルで3点、アルビージャ、ディオプ、ポソが乾、武藤と同じ2点だった。

日本人の今季のリーグ戦成績について、乾は10試合(先発10試合)、782分間出場、0得点0アシスト、武藤は8試合(先発5試合)、385分間出場、1得点0アシストとなっている。

エイバルはリーグ戦11試合3勝4分け4敗の勝ち点13で、暫定ながら12位に順位を上げている。(高橋智行通信員)