ヘタフェは25日、スペインリーグ第20節でスペイン・スーパー杯王者ビルバオとアウェーで対戦し、1-5で敗れた。先発出場した日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙の評価は低かった。

スペイン紙マルカはビルバオ戦で2試合連続のスタメン入りを果たし、右サイドハーフでプレーした久保の評価について、1点(最高3点)をつけた。チームトップは先制点を決めたククレジャ、アシストを記録したアレニャで2点。エチェイタ、ニョムが最低の0点。出場時間の短かったパトリックは評価なし。それ以外の9選手は久保と同じ1点だった。

スペイン紙アスは久保のビルバオ戦のパフォーマンスについて、「果敢に相手と向き合うも、多くの場面で大した成功を収めることができず、ヘタフェ入団後、最も精彩を欠いた試合となった。評価は可(5段評価の2点)で途中交代させられた」と寸評した。

連勝が2でストップしたヘタフェのリーグ戦成績は、19試合6勝5分け8敗の勝ち点23で、暫定ながら順位を13位に落とした。次節、31日に降格圏内の18位アラベスとホームで対戦する。さらにその後、セビリア、レアル・マドリード、レアル・ソシエダードとの上位陣との連戦が控えている。(高橋智行通信員)