スペイン紙アスは、レアル・マドリードの指揮官に復帰したアンチェロッティ監督が、前回同様4-3-3システムでシーズンに臨むと予想。

現時点での各選手のポジションを分析した。最激戦区は久保建英がプレーする右ウイングで、久保のほか、ベール、ルーカス・バスケス、ロドリゴ、アセンシオ、ブラヒムが同じポジションでかぶっている。

チームに登録できるのは25人だが、現在29人のメンバーがいるため、アンチェロッティ監督は最終的に5~7人を減らし、今季の選手を22~24人にすると、アス紙は予想。久保とブラヒムは再び期限付き移籍になると予想した。

◆各選手のポジション(システム=4-3-3)

▽GK=クルトワ、ルニン

▽・右サイドバック=カルバハル、オドリオソラ

▽右センターバック=バラン、ミリトン

▽左センターバック=アラバ、ナチョ、バジェホ

▽左サイドバック=メンディ、マルセロ

▽右インサイドハーフ=モドリッチ、イスコ、ウーデゴール

▽アンカー=カゼミーロ、バルベルデ

▽左インサイドハーフ=クロース、セバージョス

▽右ウイング=ベール、ルーカス・バスケス、ロドリゴ、アセンシオ、ブラヒム、久保

▽センターフォワード=ベンゼマ、マリアーノ、ヨビッチ

▽左ウイング=アザール、ビニシウス

またRマドリードは5日からプレシーズンの練習を開始させるが、初日の練習に参加できるのはわずか13人になる見通し。ジダン前監督が退任し、クラブに復帰したアンチェロッティ監督の希望で練習開始が1週間早まったためで、初日から参加できるのはルニン、カルバハル、オドリオソラ、ナチョ、メンディ、マルセロ、イスコ、ウーデゴール、ルーカス・バスケス、ロドリゴ、ブラヒム、マリアーノ、ヨビッチの13人。

欧州選手権に参加していたアラバ、ベール、モドリッチ、ベンゼマ、バラン、クロース、クルトワ、アザール、南米選手権に行っているバルベルデ、ビニシウス、ミリトン、カゼミーロ、東京オリンピックに参加する久保、アセンシオ、セバージョス、バジェホの16人は参加できない。

またヘイニエル(ドルトムント)とマジョラル(ローマ)はそれぞれ期限付き移籍先のクラブとの契約が2年のため、Rマドリードには戻ってきていない。(高橋智行通信員)