レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が、29日にアウェーで行われるスペインリーグ第19節レアル・マドリード戦で先発出場するとクラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコが試合当日に予想した。

久保は25日の国王杯準々決勝バルセロナ戦で公式戦3試合ぶりに先発復帰。0-1で敗れRソシエダードの公式戦連勝記録が9でストップした中、クロスバー直撃の強烈な左足のシュートを放ち、正確なパスでセルロートの決定機を演出するなど、チームで際立つパフォーマンスを発揮した選手の1人となった。

Rマドリード戦ではサディク、ソラ、ゲバラ、ミケル・メリーノ、ゴロサベル、チョー、パチェコ、シルバ、バレネチェアの9人がけがで招集外。同紙はこのように非常に厳しい中、久保が古巣相手に公式戦2試合連続でスタメン入りし、再び中盤ダイヤモンド型の4-4-2のトップ下でプレーすると予想した。

先発メンバーは、GK=レミーロ、DF=エルストンド、スベルディア、ル・ノルマン、リコ、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、イジャラメンディ、トップ下=久保、FW=オヤルサバル、セルロートとなっている。

久保はRマドリードからの期限付き移籍でマジョルカに所属した昨季、サンティアゴ・ベルナベウを訪れた際に先発出場するも、前半途中に膝を痛めて全治2カ月の重傷を負い、スペインリーグ8試合の欠場を余儀なくされていた。

現在、Rソシエダードが勝ち点38でスペインリーグで3位につける一方、消化試合が1試合少ないRマドリードは勝ち点41で2位となっている。(高橋智行通信員)

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