バルセロナがアンス・ファティ(20)、フェラン・トレース(23)、ラフィーニャ(26)のFW陣3人にオファーが届いた場合、耳を傾ける準備があることをスペイン紙スポルト電子版が8日に報じた。
バルセロナは今季がまだ2ヶ月残る中、すでに来季に向けて動いているが、新たな補強を行うため、何人かの放出が必要であることを明言している。そんな中、アンス・ファティ、フェラン・トーレス、ラフィーニャの売却に前向きであるとのことだ。
アンス・ファティに関して、クラブはすでに選手の関係者と話しており、マンチェスター・ユナイテッドなど興味を示しているクラブが複数あることが明らかになっている。アンス・ファティは現在、控えに甘んじながらも残留を希望しているが、クラブは高額なオファーが届いた場合、売却に動く可能性があるとのことだ。
フェラン・トーレスに退団の意思はない。また、レギュラーではないため、クラブが獲得に費やした5500万ユーロ(約79億7500万円)を回収できる見込みがなく、納得する金額で売却するのは難しいという。一方、インテル・ミラノやアトレチコ・マドリードなど、期限付き移籍やトレードでの獲得を希望するクラブがいるため、クラブは今後、全てのオファーを吟味し、今夏放出するかどうかの決断を下すとのことだ。
ラフィーニャは現在、デンベレの負傷欠場の穴をうまくカバーし、シャビ監督指揮下のチームで主力として活躍しているものの、絶対的な選手ではないとのこと。そんな中、大金を払って獲得を望むクラブがプレミアリーグに複数いるため、財政難のバルセロナは昨夏投資した資金を回収し、大きな利益を上げることができる場合、売却する可能性があると同紙は伝えている。
来季に向けたサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)の問題を解決しなければならないバルセロナの周辺は今後、さらに慌ただしくなっていくだろう。(高橋智行通信員)

