欧州サッカー連盟(UEFA)から審判買収疑惑のあるネグレイラ事件の調査を受けていたバルセロナが今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を認められたと6月30日、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が報じた。
ネグレイラ事件は、バルセロナが2001年から2018年にわたり、当時、審判技術委員会の副会長を務めていたホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏とその息子が保有していた会社に、レフェリング分析等のコンサルタントの名目で約700万ユーロ(約10億5000万円)を払ったことで審判買収疑惑が持たれているもの。検察庁がバルセロナおよび同クラブの元会長や幹部を起訴するなど、一大スキャンダルに発展していた。
この事態を受け、UEFAは今年3月、同組織が定める規則に違反している可能性があるため調査を開始。これによりバルセロナに今季、UEFAが主催する欧州カップ戦への参加を一定期間禁じられる可能性が出ていた。
その後、UEFAによって任命された同組織の倫理・規律検査官がネグレイラ事件のあらゆる情報を精査した結果、UEFAは30日にバルセロナに23-24シーズンの欧州CL出場を認める旨を通達するに至った。
これによりバルセロナは、8月31日にモンテカルロ(モナコ)で開催される1次リーグの組み合わせ抽選会で、スペインリーグ優勝により、マンチェスター・シティー、セビリア、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン、ナポリ、ベンフィカ・リスボン、フェイエノールトとともにポット1に入ることになった。(高橋智行通信員)

