W杯開幕戦となるメキシコ-南アフリカ戦が開催されたメキシコシティーでは「W杯仕様」の都市開発の影響で、売春婦が自転車利用者と衝突している。
メキシコシティーのクララ・ブルガダ市長の肝いりで、市内の歩道橋、トンネル、路面電車、そして多くの主要道路は紫色のメキシコサンショウウオのデザインが彩られている。W杯で数百万人の外国人観光客が押し寄せることを想定。首都の魅力を最大限にアピールするため、大規模な都市再生事業に着手していた。
中でもメキシコシティーの歓楽街を通る自転車レーンも路肩に自転車を停車できなくなった。その影響が地元の風俗業界に悪影響を及ぼしているという。11日(日本時間12日)の英デイリースター紙によると、今回の都市開発の影響で商売を妨害された形となった売春婦たちは激怒。さらに自転車利用者たちに撮影されるケースもあり、衝突やけんかが起きているという。同紙は地元ニュースメディアのユーチューブチャンネルの報道を引用しながら、インフルエンサーが自動車専用レーンを走行中に売春婦のグループに襲撃されたと報じた。動画では売春婦が待ち伏せしてカメラを奪い、カメラを破壊して投げつける姿が映っている。
この衝突の動画が拡散したことを受け、メキシコ当局が捜査を開始し、周辺地域の警備を強化しているという。


