国際サッカー連盟(FIFA)は17日、ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の決勝が19日に開催されるのを前にニューヨークでレセプションを開いた。出席したトランプ大統領は「史上最も成功したスポーツイベントだ」と自賛。FIFAのインファンティノ会長も「あなたがいなければこれほどの成功を収めることはなかった」と持ち上げた。
トランプ氏とインファンティノ氏は親密な関係を築き、FIFAの政治的中立性が損なわれているとの批判も招いている。レセプションはトランプ氏が所有する「トランプタワー」で開催。トランプ氏の選挙集会でおなじみのヒット曲「YMCA」が流され、両氏は固い握手を交わした。
トランプ氏は1期目の2018年に米国でのW杯開催を聞いた際には「頭がおかしいのではないかと思った。ここはサッカーの国ではない」と振り返った。20年大統領選での敗北を認めず「不正」があったと改めて主張。一方で、勝利していれば任期制限により25年に退任していたことを踏まえ「本来はここにいるはずではなかった。運命のいたずらか」と述べた。
また、インファンティノ氏から「中国と米国」による共催を持ちかけられたこともあったと明かした。米国代表のFWバログンに出されたレッドカードへの疑問もあらためて訴え、出場停止処分を見直すようインファンティノ氏に「仕方なく電話せざるを得なかった」と話した。
インファンティノ氏は、19日の決勝を前に「世界はすでに勝利を収めた。米国が勝利した。FIFAが勝利した」と大会の成功を誇った。(共同)


