予選で今季トップの10秒03(追い風1・5メートル下)をマークした桐生祥秀(30=日本生命)が、欠場を発表した。
日本歴代3位9秒98の記録保持者は、予選で第6レーンを走り、最後は100分の1秒差で第4レーンの山本匠真(広島大大学院)を抑えてフィニッシュした。
5月の関西実業団選手権で小池祐貴(住友電工)がマークした従来の今季トップ記録10秒06を0秒03更新。今季、追い風参考を含めて自身5度目の10秒0台となった。
次戦はナイトゲームズイン福井(14日開幕、福井県営陸上競技場)に出場予定。レース後、取材に応じた桐生は8月23日からスタートする世界選手権北京大会(来年9月)の出場権を見据えており、「来年のことを考えると、正直、ここ(富士北麓)と福井でベストタイムを出すのは、もちろん大事ですけど、やっぱり、(世界選手権出場のための記録有効期間となる大会カテゴリーの)CとかBで出すのが何より大事だと思う」と語る。
今年で31歳となる好調スプリンターは「今シーズンはなんだかんだいい感じで来ている。シーズン最後まで取り組めるようにしたい」と先を見据えた。

