陸上の富士北麓ワールドトライアルは9日、山梨・富士山GXスタジアムで男女決勝17種目が行われる。

最大の注目種目は男子100メートルだ。

前回大会では日本歴代3位9秒98の桐生祥秀(30=日本生命)が8年ぶりの大台となる9秒99(追い風1・5メートル)をマーク。天候や風、レースの組み合わせ次第で今大会も好記録が生まれる可能性がある。

自己ベストで9秒台を持つスプリンターは日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(34)や桐生ら4選手。

日本歴代2位9秒S96のサニブラウン・ハキーム(27=東レ)は昨年9月の世界選手権東京大会以来、今季初戦を迎える。今年2月には28年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)を見据えて、レイナ・レイダー・コーチから、米フロリダ州立大のマット・ケイン・コーチに指導者を変更。新体制で国内デビューを飾れるか。

今季トップの10秒06を持ち、9月の愛知・名古屋アジア大会同種目代表の小池祐貴(31=住友電工)は2019年7月の9秒98以来となる大台突入を狙う。

同代表で6月の日本選手権覇者の多田修平(30=住友電工)も自己ベスト(10秒01)の更新を狙う。

若手スプリンターの好記録も期待したい。

6月の日本選手権予選で今季2位の10秒07をマークした小室歩久斗(中大2年)や同4位10秒09の西岡尚輝(筑波大2年)の20歳コンビ。社会人ルーキーでは10秒00の自己記録を保持する柳田大輝(23=ホンダ)と守祐陽(22=渡辺パイプ)の奮起が待たれる。

予選は午前11時25分、決勝は午後4時開始。