陸上の北海道マラソンは30日、大通西4丁目(札幌駅前通)発着コースで行われる。午前8時半号砲。自身2度目の挑戦を迎える吉田響(24=サンベルクス)が、大会新記録優勝&MGC出場権獲得を誓った。
28日の直前会見に出席。10月開催の28年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への進出に加え、1998年にアンベッセ・トロッサが樹立した大会記録2時間10分13秒の更新を宣言した。
「自分はワクワクさせる走りというのをテーマに掲げて走っている。みんなをワクワクさせるような見どころある展開をつくっていけるようなレースができるように頑張っていきたい」。
創価大4年時に箱根駅伝2区で日本人最速タイムをマーク。今年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)2区で22人抜きを演じた。
2月に初挑戦となった大阪マラソンは脱水症状により、結果的に34位に終わった。しかし、序盤からペースメーカーを置き去りにする驚異的な走りで、途中まではロス五輪代表選考に設定されている「MGCファストパス」の2時間3分59秒も上回るハイペースで一人旅。大記録達成を予感させた。
例年よりも涼しい気候でのレースが予想される中、「30キロまでは集団について行って、そこからどれだけペースアップできるかが今回鍵になってくる。まだマラソンは2回目でまだまだ初心者。先輩たちの胸を借りながら、しっかり後半ペースアップして自分らしい走りを見せていければ」と語った。
デビュー戦となった大阪では筋肉のリラックスを促し、パフォーマンスアップを図るチタンテープを体中や顔に貼って出走したことが話題となった。
シールなどのボディーケア商品を販売するファイテンとは7月にスポンサー契約を結んでおり、今回も必須アイテムとなりそうだ。
中継局のUHB(北海道文化放送)のインタビューでは「特に顔周りもすごく大事。筋肉は上から引っ張られてしまうので、顔だったり首だったりが張ってしまうと、そこから肩、腰が張っていると足という風雨に全身に響いてしまう。足だけでなくその上半身だったり、顔にも張ったっていう経緯がある」と説明していた。
北海道での披露について聞かれると「枚数は当日のコンディションにもよります」と笑っていた。
夏場のマラソンとなる今回のMGC進出条件は、冬場と異なり、男子2時間12分00秒以内、女子2時間32分00秒以内の日本人3位以内となる。

