村田英雄

1974年紅白歌合戦で歌う村田英雄(中)、左は三波春夫、右は春日八郎
1974年紅白歌合戦で歌う村田英雄(中)、左は三波春夫、右は春日八郎

西條八十作詞、船村徹作曲、歌うは村田英雄「王将」。1961年初出場の紅白で歌い、大ヒットとなり戦後初のミリオンを記録した。村田は「天才少年浪曲師」と言われ、29歳まで浪曲界に身を置いた。58年、古賀政男に見いだされ、「無法松の一生」で歌謡界デビューしたが、翌年の「人生劇場」ともヒットしなかった。3年間売れず「――なぜ3分間の歌に苦労するんだ」が口をついた。ここで1つ「王将」のレコーディングから〝村田伝説〟が始まっていたことをご紹介する。「♪うまれ浪花のヤオヤバシ…」。慌てた船村が「ハッピャクヤバシだよ」。立ち会った西條も苦笑いした。もう1つ裏話。この3人、将棋を全く知らなかった。

(lll ̄□ ̄)

<芸能・1997年12月11日掲載>